不要になった家具の処分方法は?捨て方と料金相場を一気にご紹介!

最終更新日:2021.06.14

引越しやリフォームの機会に出る、いらなくなった家具。

手放したいけれど、運び出しが困難な大型家具などは普通ゴミで捨てられないし…みんなはどうやって処分しているの?とお困りの方も多いのではないでしょうか?

こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。この記事では、家具を処分する方法と、それぞれの方法のメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。

家具を処分する方法

運び出しが難しいベッドやソファ、食器棚。引越しなどで出た不要な大型家具は普通、どのような方法で処分するのが一般的なのでしょうか?

ここでは、あなたに合った家具の処分方法と、そのメリット・デメリットをご紹介します。

粗大ゴミに出す

自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用して家具を処分する方法です。

まず、粗大ゴミを処分するのに必要な料金シールを指定のコンビニエンスストアで購入して、ネットか電話で粗大ゴミの収集を申し込みます。

回収日になったら、指定の回収場所まで家具を持って行きます。

各自治体によって、料金やルールが異なるため、まずは住んでいる市町村の自治体のホームページを確認しましょう。

【粗大ごみの申し込み方法/関西】

粗大ゴミに出すメリット

回収費の一部に税金が使われているため、費用を安く抑えられます。
もしトラックなどを借りられるのであれば、家具を積み込んで自ら処理施設に持ち込めば、もっと安く処分してもらえます。

  • ・自力で運び出しができる
  • ・希望の日にちまでで予約が取れる
  • ・あまりお金をかけたくない

という場合には非常におすすめの処分方法です。
自治体が運営しているということもあり「安くて安心できる処分方法」と言えるでしょう。

デメリット

申し込みをして回収日を予約、指定の場所まで持って行く必要があるなど、手続きが少し面倒です。
指定の回収場所までは自力で運び出さなければならず、大型家具がある場合は、体力と人手が必要です。

さらに、回収日が決められており、申し込みしてから回収日までに通常2〜3週間ほどかかるため、希望日までに回収してもらえない可能性があります。
引越しの日が迫っていて、早く処分しなければならない人は利用するのが難しいでしょう。
また、引越しシーズンや年末は回収日の予約が混み合うため、粗大ゴミで処分する際は早めに申し込みしておくことをおすすめします。

リサイクルショップに売る

売りたい家具を車に積んで、家具を買い取っている近くのリサイクルショップまで持ち込む方法です。
買い取ってもらえるなら、費用をかけて処分するよりも圧倒的に良いですよね。中には出張で買取に自宅まで来てもらえるリサイクル店もあります。

ただし、売れない家具は、リサイクル店でも処分するのに費用がかかるため、「無料でもいいから引き取って欲しい」と言っても引き取ってくれないお店が多いです。
どんな家具でも買い取ってもらえるわけではないため、注意しましょう。

リサイクルショップに売るメリット

粗大ゴミに出すのは、安価とは言え処分費用がかかります。
同じように運び出しができるなら、元々捨てようと思っていた家具をリサイクルショップで買い取ってもらえたら、ラッキーですよね。リフォームや引越し費用の足しにできるかもしれません。

カリモクやunicoなど人気ブランドの家具は高値で買い取ってもらえることが多いので、そういった家具をお持ちの方には、リサイクルショップの利用をおすすめします。

デメリット

残念ながら、どんな家具でも売れるわけではありません。もちろん、売れない家具もあります。
新品でも低価格で購入できるニトリやIKEAの家具は、何年も使用した中古品をわざわざ買う人がいません。
そのため、人気のあるブランドの家具や、新しくて全く使用していない家具しか買い取ってもらえない場合がほとんどです。

「買い取ってもらえる家具=需要のある家具」なので、「ほとんど使っていない」「買った時には高かった」というのも、残念ながら売れる理由にはならないんです。

また、店頭に持ち込まなければいけないため、大型家具の場合は大変な運び出し作業が必要です。

不用品回収業者に依頼

不用品の回収を行っている民間業者に依頼し、自宅まで家具を回収しに来てもらう方法です。
最近では不用品回収業者が増えているため、業者によって、料金設定やサービス内容が大きく異なります。
中には、片付け(仕分け作業)から手伝ってくれる業者も存在します。

不用品回収業者に依頼するメリット

重くて一人では運べない大型家具なども全て運び出してくれます。ドアから出ないほど大きいサイズのベッドやソファなどは、解体して運び出してくれるため、粗大ゴミの回収場所まで自力で持っていけないような大型家具も安心して任せられます。
大型家具以外に、片付けの最中に出た不要な食器や雑貨なども、家具とまとめて回収してくれるのも嬉しいポイントです。

不用品回収に加えて、家具の買取も行っている業者に依頼すれば、リサイクルショップで売れるような家具なら買い取ってもらえる可能性があります。

  • ・急いで処分しなければならない
  • ・大型家具の運び出しが難しい
  • ・粗大ゴミの回収日の予約が埋まっている

という方は、不用品回収業者に依頼するのが非常におすすめです。

デメリット

自分で回収場所まで運んで出す粗大ゴミと違って、お客様の代わりに運び出しや処分をすベて行うため、基本料金や人件費、車両代などそれなりの費用がかかります。

「何から何まで全てやってもらえるのだから費用がかかるのは仕方ない」と考える方ならそれほど大きなデメリットではないかもしれませんが、「大変な作業を全て自力でやってでも費用をかけたくない」という方は、粗大ゴミで処分する方法が良いでしょう。

結論。

人気のブランドかつ比較的新しい家具がある場合、車に積んで運ぶことができるのであれば、リサイクルショップに持ち込んで売るのがおすすめです。

そのような家具がない場合は、「売る」という手段は諦めましょう。自分の持っている家具が売れるかどうかは、近くのリサイクルショップに電話で聞けば、答えてもらえるので、持ち込む前に一度電話で確認してみると良いですよ。

時間に余裕があって、大型家具を運び出せる体力・人手がある場合は、粗大ゴミに出せば安価で処分できるのでおすすめです。引越しやリフォームまでに時間があまりなく、早急に今ある家具を処分しなければならなかったり、大型家具以外にも細かい不用品がある場合は、不用品回収業者に依頼して、一気にまとめて持って帰ってもらうのが良いでしょう。

以下の図を使って、自分に合った方法をぜひ探してみてください。

わたしたちコブツマニアでも、不要になった家具や家電の回収を行っています。大型家具に加えて、細かい不用品なども全てまとめて回収させていただきます。「ちょっと話を聞いてみたい…」といったご相談だけでも大歓迎です!

ぜひ、一度お電話ください。

コブツマニアへの無料ご相談はここをタッチ!フリーコール:0120-840-133 受付時間:9-21時(土日祝も受付中)

料金相場

粗大ゴミに出す場合の料金相場

粗大ゴミは各地域の自治体が運営しているため、市町村によって料金が異なります。

例えば大阪市では、

ソファー(一人掛け用) 700円
ソファー(二人掛け用以上) 1,000円
たんす(幅・奥行・高さの合計が2.5メートル以上) 1,000円
机(袖付) 1,000円
ベッド本体(マットレス類を除く) 1,000円
マットレス(折りたたみを含む)

200円

参考:「粗大ごみ処理手数料一覧表」※2021年3月現在

と料金設定されています。

粗大ゴミとして出す場合の料金相場は、回収費用が1点1000円とすると、5点あれば5000円といった具合です。

無料ではありませんが、自分で運び出しを行う分、費用を安く抑えることができます。

不用品回収業者に依頼する場合の料金相場

依頼する業者によって費用は異なりますが、一般的には2トン平トラックで約2万円〜3万円前後です。


自治体の粗大ゴミで出すよりも費用は高くなりますが、その分、運び出しから処分まで全て業者に任せられます。

「出来るだけ安くで済ませたい」という気持ちは分かりますが、格安を謳っている業者の中には、粗悪な作業を行ったり、作業後に高額請求してくる業者もいるため、費用だけで決めず、きちんと信頼できる業者に依頼しましょう。

良い面と悪い面をしっかりと見極めて、自分に合った方法で処分しましょう。

量が多い場合は不用品回収業者に依頼するのがおすすめ

処分したい家具がたくさんある場合、自分で粗大ゴミ回収場所まで運ぶには相当な労力がかかる上、素人だけで運び出すことは危険も伴います。

例えば、大きなベッドやソファを階段で運ばなければならないような場合に、「2人くらいで運べるだろう」と舐めてかかると、大怪我をしてしまう可能性があります。

こんなときは無理せず遺品整理業者を頼りましょう

  • 大型家具がたくさんある
  • 食器や雑貨など細かい品物も多い
  • 出来るだけ早めに処分したい
  • 家具の運び出しを出来る人がいない

業者に依頼すると費用はかかりますが、ほとんどの作業が数時間程度で終わるため、一気にスッキリさせることができます。さらに、電話をしたその日に作業に来てくれる業者もいるため、急いでいる方にはありがたいですよね。

不用品回収業者は、基本的にトラック1台分の料金での請求なので、食器や雑貨などの細かい品物を、大型家具とまとめて載せられる場合は、同じ料金で回収してもらえます。

まとめ

売れそうな家具がなく、処分にあまり費用をかけたくない場合は、指定の回収場所まで自分で運び出して粗大ゴミとして出す方法が一番費用を抑えられます。
しかし、大型家具が何点もある場合、自分で運び出しを行うのは、相当な労力が必要です。また、体力のある人手を確保できないと、大事故に繋がる危険性もあるため、十分注意しましょう。

「大型家具が多く、すぐに処分したい」という場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。運び出し作業などすべて任せられる上に、作業はすぐに終わります。

わたしたちコブツマニアでは、不用品の回収に伴い、買取も行っております。家具・家電はもちろん、ご自宅に買い取れるものがあれば、回収費用の足しにできるかもしれません。

「まだ依頼することは全然考えていない…」という段階でもOKです。ぜひ、お悩みをお聞かせください。

榛田圭悟の顔

監修:榛田 圭悟

これまでにコブツマニアで700件以上の遺品整理を担当。特殊清掃、リフォーム、骨董品買取など幅広い経験を重ねた上で知識を取得し、お客様に寄り添った仕事をモットーとしている。一般社団法人 遺品整理士認定協会「遺品整理士」を所持。

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