「引っ越しの時に出た不用品って、どう処分したらいいの?」
「不用品の処分費用ってどのくらいかかるの?」
引っ越しのタイミングで出てくる、たくさんの不用品。
とくに、大型家具や家電などになると、どう処分すればいいかわからない方も多いのではないでしょうか。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。この記事では、引っ越しで出た不用品を処分する具体的な方法とその費用相場、それぞれの方法のメリット・デメリットをご紹介します。
関西圏内で引っ越しと不用品の処分をお考えでしたら「コブツマニア」がおすすめです!引っ越しとあわせて不用品の処分も行っているので、出来るだけ手間をかけたくないという方はぜひ、ご連絡ください。
1. 引っ越しで出た不用品を処分する方法5つと相場
引っ越しのタイミングで出てくる不要になった家具や家電、細かい日用品。
大型で簡単に処分できないようなものはみんなどのように手放しているのでしょうか。
ここでは、引っ越しで出た不用品を処分する方法を5つご紹介します。
粗大ゴミに出す
不用品の処分と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、自治体が行っている粗大ゴミの回収です。
自治体が行っている粗大ゴミの回収は、事前にネットか電話で予約する必要があります。
予約するのは日付・出すゴミの内訳です。
粗大ゴミの種類によって回収料金が違うので、予約日までに指定のコンビニで料金シールを購入します。
申し込み方法や回収場所などの細かなルールは自治体ごとに違うので、各自治体のホームページを確認しておきましょう。
【粗大ごみの申し込み方法/関西】
粗大ゴミに申し込んだ場合の費用は?
粗大ゴミの費用は自治体や品目によって異なります。
試しに、大阪市の例を見てみましょう。
<大阪市の粗大ゴミ料金> ※2020年12月現在
ソファー(一人掛け用) | 700円 |
ソファー(二人掛け用以上) | 1,000円 |
たんす(幅・奥行・高さの合計が2.5メートル以上) | 1,000円 |
机(袖付) | 1,000円 |
ベッド本体(マットレス類を除く) | 1,000円 |
マットレス(折りたたみを含む) | 200円 |
タンスやカーペットは大きさによって料金が違います。
詳しくは、大阪市の「粗大ごみ処理手数料一覧表」をご覧ください。
粗大ゴミに出した場合のメリット・デメリット
粗大ゴミに出した場合のメリットは、なんと言っても費用が安く済む点と自治体が行っている回収方法なので安心できる点です。
指定された回収場所に持って行くだけなので、手間もかかりません。
また、自動車やトラックを使って処理場に運べる場合には、料金をさらに安くしてもらえることもあります。
大阪市のクリーンセンターでは、持ち込んだゴミを10キログラムごとに90円で処理してくれます。
デメリットは、回収場所まで持って行かなければならない点と予約が必要な点です。
大型家具や重い電気製品など運ぶのが難しい場合や通路の都合で出し入れができない場合には、粗大ゴミを利用することができません。
また、予約が必要なので思い立った時にすぐ捨てることはできません。
年末などの混雑時には、2~3週間待つ場合もあります。
粗大ゴミを利用する場合の注意点
なんでも回収してくれるイメージのある粗大ゴミですが、実は回収できないものもあります。
家電リサイクル法で定められている家電4品目がそうです。
対象となる「家電4品目」(いずれも家庭用機器のみ)
- ●エアコン
- ●テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
- ●冷蔵庫・冷凍庫
- ●洗濯機・衣類乾燥機
これらは粗大ゴミとして出すことができないので、新しいものを買う場合には新しいものを買った店へ、ただ処分するだけという時は該当製品を購入したお店に相談しましょう。
「昔すぎて購入したお店がわからない」「買ったお店がつぶれてしまった」という場合には、お住まいの市町村に相談すると処分方法を教えてくれますよ。
リサイクルショップに売る
まだ使えそうな物なら、リサイクルショップに持ち込んでお金に変えることもできます。
リサイクルショップで不用品を現金化できれば引っ越し費用の足しにもなります。
リサイクルショップに売る場合のメリット・デメリット
リサイクルショップに売る場合のメリットは、捨てようと思っていた不用品が現金化できるところです。
ゴミとして捨ててしまっては費用がかかりますが、リサイクルショップに売れた場合には黒字になります。
また、再利用されるという意味でエコでもあります。
リサイクルショップを使うデメリットは、店舗まで持ち込まねばならない点です。
引き取ってもらえない場合は持ち帰らねばなりませんし、必ず引き取ってもらえるという保証はありません。
ニトリやIKEAに代表されるリーズナブルでオシャレな家具は、新品の値段自体が安いためリサイクル品を購入しようとする人は少ないようです。
そのため、買い取ってもらえないケースもあります。
家電も次々に新しい機能のついた商品が登場しています。
新しい商品が出てくれば、今持っている家電は型落ちとなり、買取が難しくなります。
家電で買取が可能な商品は発売から3~5年が限度と言われています。
ご自宅にブランド家具や最新の電化製品がない場合、残念ながら買い取ってもらうことは難しいかもしれません。
近年では、自宅に居ながらフィギュアや本など不用品の査定をしてくれるサービスもあるので、「お店に持ち込むのは手間だけど、捨てるだけではもったいない」という時に便利です。
「エコマケ」は、段ボールに売りたい品を詰めて送るだけで査定してくれるサービスです。出張買取と違い、自宅訪問はありませんので、気楽に使うことができます。
不用品回収業者に依頼する
民間で不用品回収業を行っている業者に依頼して、不用品を処分してもらう方法です。
この場合、自宅まで引き取りに来てくれる業者がほとんどなので、手間がかかりません。
1. 不用品回収業者に依頼した場合の費用は?
不用品回収業者に依頼した場合の費用は、物量で決まります。
不用品の量によって、どんな大きさのトラックを使うかが決まります。
大体の業者はどのトラックを使うかで料金が決まっているため、料金がわかりやすいのが特徴です。
<費用の一例>
・軽トラック1台分で約2.5万~3万程度。
軽トラックの大きさは押入れ~1Kくらいです。
・2トン平トラックで約6万~7万円程度。
※入る物の量は、品物のサイズにもよりますが、
- ・シングルベッド×1
- ・ファミリー用冷蔵庫×1
- ・自転車 ・洗濯機 ・メタルラック
- ・洋服タンス ・ハンガーボックス
- ・上記プラス段ボール20個
など、一人暮らしやカップルの引っ越しに使う程度の量は入ります。
不用品回収業者に依頼した場合のメリット・デメリット
不用品回収業者に依頼した場合のメリットは、自治体にゴミとして出す場合と違い、なんでも持って行ってくれる点です。
また、中には買取を行っている業者もあるので、買い取れる品があれば費用の足しになります。
なんでも持って行ってくれて、自宅からの運び出しまでやってくれるので大変に便利ですが、反面、費用がかかるというデメリットがあります。
引っ越し業者に回収も依頼する
引っ越し業者に引っ越しだけではなく不用品の処分も依頼することができます。
ですが、引っ越し業者の中には不用品処分サービスを行っていないところもあるため、引っ越しを依頼する前に確認しましょう。
引っ越し業者に回収も依頼した場合の費用は?
引っ越し業者に不用品の回収も依頼した場合、追加でかかる費用は不用品回収業者に依頼した場合とほとんど変わりません。
引っ越し料金+オプションという形で不用品回収の費用が発生することが多く、支払いが一括で済むというメリットがあります。
引っ越し業者によっては、引っ越しと不用品回収をまとめて依頼すると安くなる場合もあります。
引っ越し業者に回収を依頼するメリット・デメリット
引っ越し業者に回収を依頼するメリットは、引っ越しと同時に不用品の処分が終わるので手間も時間もかからないという点です。
デメリットは、不用品の買取はしていても、買取できない商品は引き受けられないという業者もいる点です。
そうなると、また不用品を回収してもらうための手配をすることになります。
依頼前に、買取不可能な不用品の回収も行っているのか確認しておきましょう。
引っ越し業者に回収を依頼する場合のポイント
引越し業者に不用品回収を依頼する場合はオプションとして行っているところが多いため、費用だけを見たら、引越しと不用品回収を別々で頼んだ方が安くなる場合もあります。
出来るだけ費用を安く抑えたいなら、引越しと不用品回収も別で何社かに見積もりをとりましょう。
SNSなどのソーシャルメディアを利用する
ヤフーオークションやメルカリを使って不用品を処分する人が増えています。
スマホ一つで手軽に処分でき、購入者は安く買えるというメリットがあります。
また、FaceBookやジモティーといったソーシャルメディアを利用して、自宅に引き取りに来てもらう代わりに譲渡するという人もいます。
SNSなどのソーシャルメディアを使った場合の費用は?
SNSやソーシャルメディアは基本的に無料で利用することがきます。
出品した商品が落札されればお金になりますし、無料で譲る形でも捨てることなく手放すことができます。
ただし、FaceBookやジモティーは出品者に費用がかかりませんが、ヤフーオークションやメルカリは落札された時に出品者に費用が発生するので注意が必要です。
(落札金額の10%前後)
利用前に、注意書きをよく読んで、手数料を含めた金額を設定しましょう。
SNSなどのソーシャルメディアを使った場合のメリット・デメリット
SNSなどのソーシャルメディアで不用品処分をするメリットは、スマホ一つでできる手軽さです。
自宅から出ることなく、「ゴミとして捨てるのはもったいないけど、新居にはいらない」という不用品をネットで欲しがっている人に譲ることができます。
こまめな連絡やネットに慣れている人に向いている処分方法です。
反面、知らない人と自分自身で取引をするというデメリットがあります。
相手によってはトラブルに発展しかねません。
また、基本的に一点ずつ出品するため、落札までに時間がかかることもあります。
2. 費用を安くするコツ
引越し費用がかかるため、不用品処分に関してはできる限り費用を安く済ませたいという方が多いはず。
不用品の処分費用を安く抑えるコツをご紹介します。
いろんなサービスを上手に使う
不用品と一口に言っても内訳はさまざまです。
まだ使えるもの、欲しい人がいるかもしれないもの、本当にいらないものなど大きなものから小さなものまで雑多にあります。
一気に処分しようとせず、いろいろなサービスを活用しましょう。
売れそうな細かい品物はフリマアプリやネットオークションで売り、新しい家電はリサイクルショップに、売れそうにない品物や大型家具・家電は粗大ゴミに出すなどいろんな方法で不用品を手放していくだけで、家の中が整理できます。
上手く選別すれば、かなりお得に不用品を手放すことができるかもしれません。
不用品の選別には結構な時間と手間がかかるため、時間に余裕がある方におすすめです。
繁忙期を避ける
引越し業者や不用品回収業者にも繁忙期はあります。新生活の始まる春先や大掃除のある年末年始は繁忙期で、予約も取りづらくなります。
引っ越しを繁忙期からずらすだけで、費用が大幅に削減できる可能性があります。
引っ越しの時期が決まっていてずらせそうになければ、混み合いやすい土日祝を避けるだけでもいいでしょう。「時期をずらす」「曜日をずらす」を意識するだけで、引っ越し費用が抑えられます。
友達に譲る
引っ越しが決まったら、周りの友人に「余ったテレビいらない?」などと聞いてみるのもいいでしょう。
元々処分したいものを無料で受け取ってくれれば処分費用が浮きますし、状態の良い品物だと友人に買ってもらうという手もあります。
あくまでも、自分がいらないものだという自覚を持って、無理やり押し付けないように注意しましょう。
3. まとめ
引っ越しの際にどうしても出てくる不用品。
処分をするにもさまざまな方法があり、迷ってしまいますね。
わたしたちコブツマニアでも、引っ越しとあわせて、不用品の回収・買取を行っています。
引っ越しと不用品回収に加えて買取の実績も豊富です。
関西でのお引っ越しをお考えでしたら、ぜひお声がけください。「ちょっと話を聞いてみたい」というだけでも大歓迎です!