女性のゴミ屋敷が急増!ゴミ屋敷になる理由と解決法

最終更新日:2021.06.14

よくテレビなどで話題になるゴミ屋敷。
住人も不潔な人なのだろうとイメージする人が多いのですが、実は30~40代の女性がゴミ屋敷や汚部屋にしてしまうケースも多いのです。
しかも、キャリアのある女性や真面目な性格をしている女性がなってしまうケースも。
今回は、女性がゴミ屋敷にしてしまう理由やゴミ屋敷になってしまった場合の対処法をご紹介します。

こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。ゴミ屋敷は女性が関わるケースも多いのです。今回は、女性がゴミ屋敷にしてしまう理由やケース事例をご紹介します。

ゴミ屋敷になるのは女性が多い

ゴミ屋敷の主というと、男性をイメージする人が多くいます。
ですが、実際に私たち清掃業者がゴミ屋敷を訪れると、持ち主は女性というケースは珍しくありません。
皆さま、ごく普通に通勤電車に乗っていそうな整った身なりをしています。
それでも家のドアを開けるとゴミがうず高く積まれていて、まず入るための動線を確保するところから始まります。

意外かもしれませんが、キャリアのある女性や真面目な方がゴミ屋敷にしてしまうこともあります。
キャリアのある女性は仕事が忙しく、ついつい「今度捨てよう」と思っている間にゴミが溜まってしまうことがあります。
また、真面目な方は地域のゴミルールを厳密に守ろうとするためにゴミの分別がストレスになってしまい、結果ゴミが捨てられなくなってしまうことがあるのです。

女性がゴミ屋敷になってしまう理由

ゴミ屋敷になってしまうのには理由があります。女性がゴミ屋敷にしてしまう理由について見てみましょう。

仕事が忙しい

仕事をこなすことに精一杯で、日常生活まで手が回らないケースです。
よくありがちなのが、コンビニなどで食事を買って帰ってきて、その容器を洗う気力が残っていないケース。
ためこんでしまって、気付けば足の踏み場がないということも。

買い物をしすぎる

季節のファッションアイテムや百均グッズなど、ついつい物を買って捨てられないケースです。
その場では「必要だから」と購入しても、結局使わずかといって捨てられない物が山になっています。

地域のゴミ分別のルールになじめない

引っ越しなどで住み慣れた地域から離れて新しい土地に来たものの、以前よりゴミ捨てのルールが厳しくてついていけなくなってしまうケース。
ゴミ屋敷というと一人暮らしを連想する人が多いのですが、実は主婦など家庭を持っていてもゴミ屋敷になってしまうことがあります。

ただなんとなく

「気付けばゴミ屋敷になってしまった…」というケースも珍しくありません。
女性で多いのが、通販で買った商品を開けないまま山積みにするケース。
洋服やバッグなどを買いすぎて床が見えないどころか天井近くまで山積みにされて、商品を踏まなければ歩けないこともあります。

ゴミ屋敷のままでいるデメリット

ゴミ屋敷になってしまった場合、メリットはほとんどありません。
ゴミ屋敷で生活をするとどんなリスクがあるのか知っておきましょう。

健康被害

ゴミ屋敷で暮らしていると、掃除が行き届かず、埃が溜まっていきます。
また、生ゴミがある場合にはカビや害虫の発生源になります。
その中で暮らしていると、健康へのリスクも考えられます。

火災の危険

ゴミ屋敷が原因で火災になった例は珍しくありません。
2020年12月には神奈川県でゴミ屋敷の持ち主である男性がライターでガスコンロに火をつけようとしたところ、近くにあったビニール袋に引火し、近隣の家6軒に燃え広がる被害が出ました。
こうなってしまうと自分だけの問題では済みません。
ゴミ屋敷には火災のリスクが潜んでいます。取り返しのつかないことになる前に、片付けてしまいましょう。

無駄な出費が増える

ゴミ屋敷を放置しておいて勝手に片付くことはまずありません。
片付ける日を一日伸ばすごとにゴミが増えていくので、結局片付ける時の費用もかさむことになります。

ゴミ屋敷を片付けた場合のメリット

ゴミ屋敷を片付けた時、どんなメリットがあるのでしょうか。

部屋が広くなる

「私の部屋、こんなに広かったんだ……」
私たちがお客様のお手伝いをしてよく言われるのがこの言葉です。
床を歩けることに感動してくださる方もいます。
ゴミ屋敷になると、ゴミに埋もれた光景を見慣れてしまいますが、ゴミを片付けると部屋の広さが再発見できます。

気分が明るくなる

自分の家がゴミ屋敷だと、それを気にしない人はいません。
片付けが終わるまで、どこか後ろ暗い気持ちを抱えていることになります。
ゴミ屋敷を綺麗にすると、部屋だけでなく自分の気持ちもスッキリしますよ。

ゴミ屋敷を片付けたいと思ったら

①自分で片付ける

ゴミ屋敷になっているのが自分の部屋だけだったり、ごく一部である場合には自分で片付けることもできます。
まずは手近にあるゴミをひとつ捨てるところから始めましょう。

②友人・知人に手伝ってもらう

頼れる友人や知人に手伝ってもらうこともできます。
ですが、ゴミ屋敷の片付けは大人でも骨の折れる作業です。
相応の謝礼を用意しておきましょう。

③清掃業者に依頼する

身近な人に知られたくない場合には業者を雇って片付けましょう。
「自分の家や部屋がゴミ屋敷になっているだなんて知られたら恥ずかしい」と誰かに頼るのをためらう女性もいます。
ですが、ゴミ屋敷を作ろうと思って作る人はいません。私たち清掃業者もその点はよく心得ています。
綺麗な部屋にするための第一歩をぜひお手伝いさせてください。

まとめ

女性でも家庭を持っている人でもゴミ屋敷になってしまうことはあります。
珍しいことではないので、ご安心ください。
ゴミ屋敷になってしまったと気付いたら、身近な人や業者に相談しましょう。
それがゴミ屋敷脱出の第一歩になります。

榛田圭悟の顔

監修:榛田 圭悟

これまでにコブツマニアで700件以上の遺品整理を担当。特殊清掃、リフォーム、骨董品買取など幅広い経験を重ねた上で知識を取得し、お客様に寄り添った仕事をモットーとしている。一般社団法人 遺品整理士認定協会「遺品整理士」を所持。

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