布団を処分する5つの方法と費用を徹底解説

最終更新日:2021.06.14

「そろそろ布団を買い替えたい」
「実家を片付けていたらずっと使っていない布団が出てきた」
「引っ越しで布団がいらなくなった」

・・・布団を処分したいタイミングにポイとそのままゴミ箱に捨てられたら良いですが、そういうわけにもいきません。布団を処分するのは意外と面倒ですよね。
古くなった布団をなかなか処分できずに、押し入れにしまったままになっている人も多いのではないでしょうか。

こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。今回は、布団をできるだけ安くカンタンに捨てる方法をご紹介します。

1. 布団を自治体の粗大ごみに出す

各自治体が指定する回収場所まで運び出し、粗大ごみに出すという方法です。
自治体が運営しているということもあり一番「安くて安心できる処分方法」と言えるでしょう。
粗大ごみ回収場所ではなく、クリーンセンターに自分で持ち込む方法もあります。
ただし、自分で運び出しをしなければならないため、量が多かったり回収場所が遠いと大変な作業になります。

粗大ごみに出す方法

  1. ①料金シールを指定のコンビニエンスストアで購入する
  2. ②インターネット受付か電話受付で予約をする
  3. ③収集日当日に指定の場所に運び出す

粗大ごみに出す費用

例えば、大阪市で布団を処分する際の費用は以下の通りです。

布団・毛布(4枚まで) 200円

参考:「粗大ごみ処理手数料一覧表

※2021年3月現在

費用や処分方法は各自治体によって異なるため、居住地域の自治体ホームページを確認しましょう。

2. 布団を可燃ごみとして捨てる

綿布団の素材自体は燃えるゴミとして処理できるので、分解すれば普通ごみの日に出すことができます。
普通ごみの制限内のサイズで出さなければいけないため、細かく切って一辺を30cm以内にする必要があります。

布団を細かく切る方法

  1. ①布団の外側の布をリッパーで外してカバーから中綿を抜きそれぞれを分ける。
  2. ②カバーを大きめのキッチンバサミで切っていく。
  3. ③中綿を細かく分解する。(ハサミで切るより手で裂く方が細かくなります)
  4. ④細かく切れたらゴミ袋に入れて普通ゴミに出す。

布団を可燃ごみに出す費用

必要な道具(ハサミや軍手)を買い揃えるだけで、普通ごみとして捨てられるので処分費用はかかりません。
解体作業には手間と時間がかかってしまうため、そのつもりで取り組みましょう。

3. 不用品回収業者を利用する

「回収場所まで運び出すのが面倒」
「布団以外にも引き取ってもらいたいものがある」
という場合にはプロの業者に引き取りを依頼するのがおすすめです。

運び出しから処分まで業者が全て行ってくれるため、その分費用はかかりますが、粗大ごみの回収日を予約したり、自分で移動させる労力が不要です。

他の不用品も回収してもらえる

業者に依頼すれば、布団以外にベッドフレームや、その他の引っ越しで出た不要な家具・家電などもまとめて引き取ってもらうことができます。

不用品回収業者を利用する費用

不用品回収業者に布団の回収を依頼した場合、費用相場は布団1枚につき約1,000円〜2,000円程度です。
ここからさらに基本料金(人件費+移動費)が発生します。
一般的に不用品の回収や片付けを行っている業者は、人件費、移動費、トラックの積載量で料金を決めています。
そのため、布団のみの回収だと少し費用が高くついてしまいます。
業者に回収を依頼するなら、布団のみの引き取りよりも不要な大型家具・家電の回収をまとめて依頼する方がお得になります。

わたしたちコブツマニアでも、不要な布団や家具のお片付けをしています。
布団の処分にお困りの場合は、ご相談ください。お電話をお待ちしております。

コブツマニアへの無料ご相談はここをタッチ!フリーコール:0120-840-133 受付時間:9-21時(土日祝も受付中)

4. 買い替えのタイミングでお店に引き取ってもらう

家具店によっては、新しく布団を購入した際に古い布団を引き取ってくれるサービスを行っているところもあります。
布団の買い替えを検討しているのであれば、ついでに処分できるのでおすすめです。

お店に引き取ってもらう費用

古い布団の回収にかかる費用や、引き取りサービスを利用できる条件は各家具店によって異なります。

ニトリ:3,300円(税込)~
※購入した布団・家具と、引き取ってほしい布団・家具が同数量または同容量までであれば引き取り可能。
ベルメゾン:無料
※41,800円(税込)以上の家具で、商品の送料が7,150円(税込)以上のものを購入した場合に限る。
小林ふとん製造直売所:990円(税込)(1ヶ口)
※同社で新しい布団を購入した場合。回収してもらう布団は他社のものでも可。

布団には処分費用がかかるため、引き取りサービスといえど、無料で引き取ってくれるところはあまり多くありません。
無料で引き取ってくれるところは、購入商品の値段が何万円以上と決められているなど、引き取りの条件が少し厳しくなります。

5. 布団を寄付する

まだまだ使えそう、良い布団だから捨てるのはもったいない、布団を役立ててほしい、という場合には「寄付をする」方法もあります。
国際社会支援推進会ワールドギフト」では、いらなくなった布団を海外途上国に送ることで海外支援に役立てています。
寄付することで、いらなくなった布団を引き取ってもらえる上に社会貢献もできるため一石二鳥ですね。

寄付する際にかかる費用

寄付は慈善事業なので、基本的に送料は自己負担です。約2,000円〜4,000円程度の送料がかかります。
団体の住所や布団のサイズによって送料は大きく異なるため、寄付したい団体のホームページを確認しましょう。

布団って売ることもできる?

寝具という特性上、中古で布団を購入する人はあまりいないため、残念ながらほとんど売れません。
が、有名ブランドの羽毛布団や高級布団で、未使用に近いものであれば売れる可能性もあります。使っていた布団をリサイクルショップに持ち込みたい場合は、買取してもらえるかどうか事前に確認してみましょう。

売りたい場合はネットオークションや地域のネット掲示板を利用するのがおすすめ

ネットオークションやフリマアプリなどは個人間での取引となるため、需要と供給さえ合致すれば中古の布団でも売れることがあります。
とくに地域のネット掲示板「ジモティー」では、発送するのが手間な場合、家具・家電など大型の品物を「自宅までとりにきてくれる人のみに譲る」と決めることもできます。
すぐに処分する必要がなく、時間に余裕がある場合は一度出品してみてはいかがでしょうか。

まとめ

布団はかさばるので、使わないまま放置していると部屋のスペースをとってしまいます。
自分に合った処分方法を選び、布団を片付けて部屋をスッキリさせましょう。

榛田圭悟の顔

監修:榛田 圭悟

これまでにコブツマニアで700件以上の遺品整理を担当。特殊清掃、リフォーム、骨董品買取など幅広い経験を重ねた上で知識を取得し、お客様に寄り添った仕事をモットーとしている。一般社団法人 遺品整理士認定協会「遺品整理士」を所持。

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