「引っ越しや家の片付けで断捨離をしていると、不要な食器がたくさん出てきた。」
・・・でも食器によって素材が違うし、分別って必要?
まとめて手放したい場合はどうしたらいいのかしら?
とお困りの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな不要な食器の正しい捨て方と、まとめてラクに手放す方法を合わせてご紹介します。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。今回は、食器の捨て方についてくわしく解説します。
素材ごとの食器の捨て方
一口に「食器」と言っても、食器にはガラス・金属・プラスチックなど種類はさまざま。
食器の素材によって捨て方は異なります。食器の素材別に捨て方を見ていきましょう。
陶器・ガラスの食器
陶器・ガラス食器は「燃えないごみ」になるところがほとんどです。
陶器やガラスは割れて鋭利になってしまうと収集員がケガをする危険性があるので、厚紙に包んで袋に「陶器・ガラスが入っている」旨を表示してからゴミに出しましょう。
自治体によっては「燃えるごみ」で出せる地域もあります。
たとえば大阪市では陶器・ガラス・プラスチックの食器は全て燃えるごみとして処分できます。
事前に居住地域のホームページで分別方法を確認しましょう。
金属の食器
金属の食器は一般的に、「資源ごみ」や「燃えないごみ」として処分します。
「金属ゴミ」という分類が存在する地域もあります。
フォークやナイフなど尖ったものは、ケガの危険性があるため、新聞紙やガムテープなどで巻いて処分しましょう。
木製の食器
木製の食器は「燃えるごみ」として処分することができます。
こちらも割れて先が尖っているものなどは危ないので新聞紙などで巻いてから捨てましょう。
プラスチックの食器
プラスチック(メラミン樹脂)の食器は「燃えるごみ」として処分できるところが多いようです。
自治体によっては「プラスチックゴミ」で分別する必要がある地域もあります。
器の素材別の捨て方は市区町村によってルールが異なります。ゴミに出す前に必ず各自治体のホームページをチェックしましょう。
大きなサイズの食器は粗大ごみに出す
一辺が30cm以上の食器は粗大ごみに出さなければなりません。
とくに、大きい調理器具などはそのまま普通ごみに出してしまわないように注意が必要です。
粗大ごみの出し方
- ① 料金シールを指定のコンビニエンスストアで購入する
- ② ネットか電話でゴミの収集日を予約する
- ③ 収集日当日に指定の場所に運び出す
いますぐに処分したいという場合は、クリーンセンターに持ち込むという方法もあります。
まだ使える食器の手放し方
結婚式の引き出物や内祝いなどでもらった上等な食器。趣味が合わない、使い勝手の良いサイズ・形じゃないなどの理由で全く使っていないものって結構多かったりしますよね。
でもまだキレイだから捨てるのはもったいないし・・・
そんな食器を再利用するおすすめの方法をご紹介します。
食器を回収してくれる業者に依頼する
家の中の不要な品を引き取っている不用品回収業者に食器の回収を依頼する方法です。
中には、まだ使える食器をまとめて買い取って再利用してくれる業者もいます。
食器以外の不用品も回収してもらえる
食器だけなく、不要な食器棚など、運び出しが難しい大型家具・家電製品もついでにまとめて引き取ってくれるため、他にも捨てたいものがあれば、一気に部屋を片付けることができます。
回収には費用がかかりますが、食器を買い取ってもらえれば、回収費用の足しにできますよ。全ての不用品回収業者が食器の買取を行っているわけではないため、依頼する前に確認しましょう。
わたしたちコブツマニアでも使わなくなった食器の回収を行っています。
中古食器や調理器具など、まだ使える品物はまとめて買い取らせていただき、その中で国内での再流通が難しいものに関しては東南アジアに送って、役立てています。
いらない食器がたくさんあってお困りの方は、ぜひご相談ください。
リサイクルショップに持ち込む
食器はリサイクルショップに持ち込めば買い取ってもらえる可能性があります。
買取できない品物もお店が引き取ってくれるので、いらない食器を手放せる上に、元々捨てるつもりだった食器がお金になればラッキーです。
ただし、割れていたりしてあまりにも状態が悪い食器は引き取りしてもらえず返されてしまうため注意しましょう。
マイセン、ティファニー、エルメスなどの高級ブランド食器であれば、買取価格も期待できます。
家にいながら売れるサービスも
出張買取や宅配買取のサービスを利用すれば、店舗に持ち込まずに査定してもらうことができます。
自宅にいながら売れるので、忙しくて店舗に持ち込めない、たくさんあるけれど車が用意できない、という方にはありがたいですよね。
お店によっては出張費や宅配の送料がかかります。
「◯箱分以上の食器がないと出張買取できない」というお店もあるため、使いたいショップのホームページで事前に情報をチェックしましょう。
フリマアプリ、ネットオークションで売る
最近では、いらなくなった品物をフリマアプリやネットオークションに出品する人が増えています。
商品を撮影し画像をアップするだけで出品できるので、家から気軽に売ることができます。
自分で値段を設定できるのも特徴のひとつ。
その代わり、購入者とのやり取りや梱包・発送作業などは全て自分で行わなければなりません。
厳選して出品するのがおすすめ
一点ずつ出品するので、量が多い場合は出品するだけでかなり時間と手間がかかります。
売れない品物の方が多いと結局ずっと家に保管しておかなければならず、なかなか片付かない原因にもなってしまいます。
売れそうなブランド物の食器や未使用に近い食器だけを選んで出品し、残りは別の方法でまとめて手放しても良いかもしれません。
寄付する
NPOや民間団体に食器を寄付するという方法もあります。
寄付することで、いらなくなった食器を引き取ってもらえる上に社会貢献もできるため一挙両得です。
上記のような団体が食器の寄付を受け付けています。
送料は自己負担
寄付は慈善事業なので基本的に送料は自己負担です。
1箱あたり3,000円〜4,000円程度の回収キットを購入して送る方法もあります。
料金や発送方法は団体によって異なるため、寄付したい団体のホームページを確認しましょう。中には無料で寄付できるところもあるので、費用をかけられないのであれば探してみてください。
お食い初めの食器はもったいない!どうすれば?
お食い初めに使った食器は思い入れもありますし、ゴミとして処分しづらいですよね。
代々引き継がれているものであれば、そのまま次の世代のために置いておいても良いでしょう。
「もう必要ないから手放したい!」という場合、神社で授かった食器であれば、器を取り扱っている神社に奉納するのがおすすめです。
自分たちで買い揃えた高級食器などであれば、売るという選択肢もあります。
お食い初めの食器は漆塗りなどしっかりとしたものが多いため、買い手がつく可能性は高いでしょう。
まとめ
食器の捨て方自体はそれほど難しいものではありません。
処分する際は自分の地域がどのようなルールを設けているかしっかりチェックしてから捨てましょう。
「食器の処分に困っている。」
「食器以外にも捨てたいものがたくさんある。」
という場合は、わたしたちコブツマニアにご相談ください。
できる限りご要望にお応えしつつ、丁寧にご対応させていただきます。
みなさまからのお電話をお待ちしています。