小学校入学などで購入する学習机。
中学、高校と経てお子さんが巣立ったり、大学を卒業したらいらなくなることもありますよね。でも、長年一緒に過ごした思い入れのあるアイテムでもあります。
今回は、そんな学習机を処分する方法を片付けのプロがご紹介します。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。思い入れのある学習机。壊れてはいないけど、そのまま置いておくにはスペースもとってしまいますよね。今回は、そんな学習机を後悔せずに処分できる方法をご紹介します。
学習机の処分方法8つ
学習机の処分方法は大きく分けて2つあります。
ひとつは「リサイクル」、もうひとつは「捨てる」です。それぞれ、どんな方法があるのか見ていきましょう。
リサイクルする
「学習机がいらなくなった」とはいえ、学習机は丈夫に出来ていることが多く、いらなくなった時点で壊れていることはほとんどありません。
それゆえに、「捨てたいけど壊れているわけじゃ…」とためらう人もいます。
そういった方には、リサイクルがオススメです。
注意したいのは、10年以上前の学習机はほぼ値段がつかない点。
小学校~高校まで使ったとすると10年以上前のモデルになってしまい、ほとんど値段はつきません。
新しくて綺麗なものやカリモクなど人気家具ブランドのもの、英国のアンティークの学習机でないと値段をつけるのは難しいでしょう。
「リサイクルで収入を得る」よりも「またこの机が誰かの役に立つ」という考えでいるほうが良さそうです。
その上で、リサイクルの方法をご紹介します。
友人・知人に譲る
友人や知人が学習机を必要としている時とタイミングが被ったら、学習机を譲ることもできます。
事前に下見をしてもらい、サイズや機能が相手の求めるものと一致しているのか確認しましょう。
ジモティーなどの地元系掲示板を利用する
友人や知人に譲れない場合は、地元系の掲示板を利用してもいいでしょう。
オンラインではジモティーなどのアプリを活用し、近場の人に連絡を取れます。
また、スーパーなどの商業施設で「譲ります・探しています」などの掲示板がある場合には、そちらも活用してみましょう。
ただし、見知らぬ人との交渉になりますので、譲渡には注意が必要です。
「家に運び入れる時に傷がついた」「引き出しが壊れていた」など、思わぬトラブルに発展しないよう、互いに自己責任で引き受けることを確認しましょう。
ネットオークションに出す
近場ではなくもっと広い範囲で学習机を求めている人を探したい場合には、ネットオークションを利用するのも手です。
ただし、学習机は重量があるため、梱包も大変ですが送料もかかります。
価格を設定する際に、送料を入れるのを忘れないようにしましょう。
寄付する
学習机を児童養護施設やNPO・NGO法人に寄付することもできます。
学習机の寄付を募っているか、近くの児童養護施設やNPO・NGOに問い合わせをしてみましょう。
リサイクルショップに持ち込む
リサイクルショップでも学習机を取り扱っていることがあります。
運ぶのに手間がかかるため、いきなり店舗に持って行かず、まずは電話で問い合わせをしましょう。
捨てる
リサイクルにはある程度の手間がかかります。
「それよりも早く手放してしまいたい」という方は、捨てるほうがあっています。
一口に捨てる、といっても3つのパターンがあります。
それぞれどんな方法があるのか見ていきましょう。
粗大ゴミに出す
自治体の粗大ゴミに出す方法です。
お住まいの自治体に粗大ゴミの回収を申し込み、回収日に指定の場所に出しておきます。
大阪市の場合、学習机は「机」に該当します。料金を見てみると、
机(袖なし)…400円
机(袖付)…1,000円
となっています。袖とは引き出しのことです。
学習机の素材は木材やプラスチック、金属とさまざまですが、粗大ゴミで出す場合には素材ではなく引き出しの有無で料金が変わります。
また、注意したいのは購入時に机とイスがセットであっても、捨てる時には机とイスは別々にカウントされる点です。
学習机とイスを一緒に捨てる場合には、イスの分もゴミ処理券を申し込みましょう。
イスも机と同じで、形によって料金が変わります。大阪市の場合、
いす(一人掛け用・座いすを含む)…200円
いす(一人掛け用で回転機能付又はロッキングチェア)…400円
となっています。学習机で使っていたイスは一人用が多いでしょうが、足元にキャスターがついている場合は処理費用が高くなります。
解体して燃えるゴミに出す
学習机の素材が木製であれば、小さく解体して燃えるゴミに出すこともできます。
引き出しなどで使われている金具パーツは、不燃ゴミなど自治体のルールに従った捨て方をしましょう。
解体するのは手間がかかりますし、天板は割るなどして細かくしないと可燃ゴミとして捨てられません。
手間はかかりますが、その分費用はゼロ円です。
不用品回収業者に依頼する
学習机だけでなく、子供の頃から使っていたロッカーやベッドなども一新したいと考えている場合には不用品回収業に依頼するのも手です。
不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで取りに来てくれるため、手間がかかりません。
また、買取も行っている業者であれば、もし値段のつく品があれば費用が浮きます。
わたしたちコブツマニアにも、よく「学習机を捨てたいんだけど」というご相談をいただきます。
ご自宅まで引き取りに伺いますので、大阪近郊の方はぜひご相談ください。
買い替えの場合は回収サービスを使うという手も
「学習机を買い替えたい」という場合には、新しい机の購入先で回収サービスを行っていないか確認しましょう。
通販であっても、新しい机(もしくは同じ大きさの家具)を購入すれば、古い学習机を回収してくれるところもあります。
まとめ
思い入れ深い学習机、どう処分しようか迷ってしまいますよね。
リサイクルすれば、また他の子どもの役に立ちますし、捨てればスッキリできます。
この記事を参考に、ご自分にあった処分方法を見つけてください。